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人材不足の救世主「RPA」とは!?
働き方改革の1番の目的である「生産性の向上」。
それを実現する手段のひとつとして、現在「RPA」が注目されています。
これまでは、どんなに優れたソフトウエアを導入しても、それを操作するのが人間のため、作業に時間がかかり、人為的ミスが発生していました。しかしRPA の導入によりミスが減り、残業時間の削減、労働力不足の解消、コスト削減などが実現できるとされています。

RPAが必要とされる理由
日本の労働力人口は、2060 年には現在の4 割まで減少するとされており、深刻な人材不足が予想されます。政府は、未就業者の就業支援や外国人労働者の受け入れなどに力を入れていますが、それだけでは到底追いつけません。
そのような状況において、これまでなかなか自動化が進まなかったホワイトカラーの業務分野でも、技術の進歩により自動化の波が訪れようとしています。人材不足を補う救世主としてRPA には大きな期待が寄せられているのです。
導入企業の97% が業務削減を実現
海外では2000 年代初頭から導入が進んでいますが、日本でもいち早くRPA 導入に乗り出した大手企業の一部では、すでに成果が出始めています。
あるレンタカー会社では、WEB で受け付けたレンタカーの予約データをシステムに入力する業務にRPA を導入しました。処理スピードがアップし、ミスは激減。人的要員を3 割減することに成功したそうです。また、あるシステム会社では、WEB 経由で受け付けた資料請求や販売データの集計にRPA を活用し、人がやっていた時と比べて業務時間は8割減になった事例もあります。
人は、より価値の高い仕事へ
今後、RPA 市場は急速に発展し、2021 年度には2016 年度の10 倍以上に相当する82 億円市場に成長するという予測が出ています。
パソコンを使ったルーティン業務をRPA が担ってくれることで、人間はよりクリエーティブで価値の高い業務に集中できるようになります。一部では「人間の仕事がロボットに奪われるのでは?」と不安視する声もありますが、上手に住み分ければ少ないコストで売り上げを最大化するチャンスが生まれるはずです。
私たちに代わってRPA が残業をしてくれる、そんな日が訪れるのも、そう遠くないかもしれません。
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