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四季折々の風景が見どころ 別所沼公園

 別所沼公園は、大宮台地の浸食谷に湧いた水が溜まり誕生した沼地を起源とする淡水湖を中心とした公園です。 現在は整備され、沼と緑、文化施設が調和した都市公園となっています。沼を囲む約940mのトリムコースはジョギングや散策に最適で、年間を通じて多くの市民が訪れます。メタセコイアやラクウショウの並木が彩り、春の桜・梅雨時のアジサイ・秋の紅葉と四季折々の風景も魅力的です。児童広場や噴水、弁天島の小社など見どころが豊富で、親子連れからシニアまで幅広い世代に愛されています。 さらに、詩人・立原道造の未完の夢を受け継いだ「ヒアシンスハウス」や、メキシコ州から寄贈された「風の神」像、多目的広場なども併設。2014年には水質改善のため約87年ぶりにかいぼりが行われ、自然保護の取り組みも積極的に行われています。
 都市部にありながら自然と歴史・文化が融合し、市民の憩いと交流・健康づくりを支える場として、別所沼公園はさいたま市の誇る景観・レクリエーションスポットです。中浦和駅から徒歩5分程度と足も運びやすいため、季節の変化を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。

さいたまの恵み、芽吹くくわい

未来の芽を感じるくわい
▲ほろ苦さに、未来の芽を感じるくわい
 くわい(慈姑)はオモダカ科の水生植物で、地下の塊茎が食用とされています。長い芽が「芽が出る=めでたい」と縁起物とされ、さいたま市は関東有数の産地です。収穫は11~12月で、お正月のおせち料理に欠かせない高級食材として親しまれます。
 独特のほろ苦さとホクホク食感が特徴で、さいたま市では地産地消の取り組みの一環として中学校給食に「くわいご飯」が登場し、帆立や油揚げとともに炊き込み風に提供されています。また、ご家庭では「含め煮」「素揚げ」、パリッと軽い「くわいチップス」、揚げ出しおつまみ風など、さまざまなレシピが展開され、子どもから大人まで幅広い世代で楽しまれています。西洋風にもアレンジでき、伝統と新しさが融合した魅力ある野菜です。
 芽が出ると言われる縁起野菜・くわい。ほろ苦さとホクホク食感で、さいたまの冬を美味しく感じてみてはいかがでしょうか。