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大栄不動産株式会社様の導入事例
リモート接続サービス「SecureRemoteDESKTOP」

大栄不動産株式会社様
▲(左より)大栄不動産株式会社 総務部 情報システム室 石井課長、上田様、白井主任、笠越室長

 大栄不動産株式会社様では、2020 年3 月より「SecureRemoteDESKTOP」をご利用いただいています。
今回は、導入に至った経緯、短期間で全社展開を成功させた方法、導入後の効果について、大栄不動産株式会社の笠越室長、石井課長、白井主任、上田様にお話を伺いました。

短期間での全社展開を実現

― 「SecureRemoteDESKTOP」導入を検討されたのは、いつ頃、どんなきっかけからですか?

 2020 年3 月上旬に、AGS が新型コロナウイルス感染症への対策として、リモートワーク用に全従業員を対象にSecureRemoteDESKTOP のID を配付したことを知ったのがきっかけです。
 当社では社外から会社の情報にアクセスできる手段がなかったことから、導入の検討をすることになりました。

― 「SecureRemoteDESKTOP」について、どのような第一印象を持たれましたか?

 導入前にトライアルを実施した際、初期設定作業が予想以上に容易で、社内展開の方法について、すぐ見通しが立ちました。
 また、管理者としては、懸念事項であるデータの持ち出しが制御できる点がとても良いと思いました。ログイン方法など、直感的な操作が可能なため、利用者へ説明がしやすいという印象を持ちました。

― 「SecureRemoteDESKTOP」導入時に他社との比較はされましたか?

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令前にタイミングよく、価格・効果・スピードなどのニーズをAGS の担当営業が汲み取って、提案してもらったため、他社比較せず導入を決めました。

― 占有環境にした理由について教えてください。

 通常環境では、ID 改廃などは都度AGS へ作業依頼を出さないといけないことから、リードタイムが長くなってしまうことが懸念されました。
 各種ログの閲覧・出力もAGS 側の管理者ID での操作となってしまうため、このような作業が自社で完結できる占有環境を選択しました。

― 「SecureRemoteDESKTOP」はコロナ禍による急激なリモートワーク増加にスムーズに対応できましたか?

 SecureRemoteDESKTOP はとても安価であることから、一気に導入に踏み切れました。
 社内ニーズがどのくらいあるのか、不明な段階でID 数を絞っての導入でしたが、導入後のID 不足時にも即時に追加できました。
 社内展開は1 台10 分程度の作業で導入でき、ユーザー側の操作も簡単であったため、スムーズに行えました。
 また、初期設定作業は、リモートでも実施できたため、遠隔地の拠点についても、容易にできました。
 利用者のセキュリティ対策としては、設定時の初期パスワードを必ず変更してもらうという手順を徹底しました。
 最終的に導入から1 ~2 週間で全社展開しましたが、大きな混乱はありませんでした。
 SecureRemoteDESKTOP 導入前に社内ネットワーク環境の増強を終えていたので、これがスムーズに導入出来た理由だと思います。
 リモートワークの導入を検討していても、社内ネットワークやインターネット環境の整備が出来ていないと、そこがボトルネックになると感じました。
 また、紙ベースで捺印しながら行っていた請求書に基づく支払承認処理を、リモートワークの開始に伴い、PDF 化のうえワークフローでの処理に変更しました。紙ベースの作業をやめ、リモートワークの効果が出せるよう業務改善することも、必要だと感じました。

リモートワークの導入により、業務改善の意識改革が加速

― 「SecureRemoteDESKTOP」を導入したことにより、改善・向上されたことを教えてください。

 まずは、当然ですがリモートワークが可能になったことです。導入により、出社しなくても自宅からほとんどのことが出来るようになりました。コロナ禍においてこの効果は絶大でした。
 次に、社員の意識改革が出来た点です。リモートワークを行うことにより業務の電子化や改善への意識が高まりました。この流れを後退させることなく、さらに進めていき、請求書処理のワークフロー化のような事例を増やしていきたいと思います。
 今後は社員向けアンケートを実施し、前向きな意見を取り入れていこうと思っています。

― 「SecureRemoteDESKTOP」について、良いところと改善して欲しいことを教えてください。

 自宅パソコンから会社のパソコンに接続できれば、個人の自宅パソコンにアプリケーションをインストールすることなく業務アプリケーションが利用可能というのは画期的なことだと思います。
 クライアントモジュールのインストールが必要なシステムなども自宅から操作可能であり、出来ないことがないという印象です。
 私たちシステム管理者が自宅から会社パソコンを経由して、さらにそこからリモート保守環境にて、利用者へのサポートが可能なのも良い点です。
 要望としては、利用時に接続が切れるケースが見受けられるため、こちらの原因究明をお願いします。
 また、自宅パソコンと会社パソコンのどちらをシャットダウンしているのか分からないなど、操作性や表示されるメッセージ内容についても、利用者が迷わないような改善をしていただきたいです。
 管理側としては、利用者ID の作成時に、自社の使用方法に合わせたデフォルト設定を可能にしてもらえると管理者の負担が軽くなると感じました。

― 当社への今後の期待、要望を教えてください。

 EDI※・他社との契約書電子化等を含めたペーパーレス化の推進について、今後提案をお願いします。

 ※EDI:請求・支払などの各種取引データを通信回線を通じて、企業間でやり取りする電子商取引の仕組みのこと

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