AGS通信

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テレワークは本当に難しい?

 テレワーク(在宅勤務)が抱える課題とは?
 2015 年 3 月に国土交通省が発表した調査結果によれば、インターネット等を使用して在宅でテレワークを行う人の割合は2012 年の930 万人から2 年連続で減少し、2014 年は550 万人でした。減少傾向の大きな要因は2011 年の東日本大震災による急激な需要の反動が第一に挙げられますが、在宅勤務を導入してみたものの課題が多く、テレワークを減らしたいと感じる企業が多いことも一因として挙げられます。
 テレワークを減らしたいと感じる理由には、「適切に評価されるか心配」など、上司や同僚とは別の場所で仕事をしているために生じた不安が挙がっています。また、コミュニケーションが希薄になるため、「自分の仕事には向いていない」との実感を挙げる人も多く見られます。
 そのため、在宅勤務をより活用していくためには、適切な労務管理や評価の行える環境、コミュニケーションを円滑にするツール等を準備する必要があります。
テレワークとは・・・
tele(遠い)+work(働く)
情報通信技術(ICT)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと。働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、モバイルワーク、 施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務)の3つに分けられます。
全就業人口に占める
テレワーカーの人数と割合の推移
全就業人口に占めるテレワーカーの人数と割合の推移
自営業者を除いたテレワーカーの
テレワークを減らしたい理由上位3つ
1
労働時間が長くなってしまう
2
自分の仕事に向いていない
3
仕事が適切に評価されるか不安
▲国土交通省
 H26年度テレワーク人口実態調査票より
●AGSで導入した在宅勤務制度に対する社内調査においても、同様の結果が...
・勤勉に仕事をこなしても会社に行かないことで正当な評価を受けていないのではないかと疑ってしまう(在宅勤務実施者)
・自己申告の勤務実績や成果物だけから部下を評価するのは難しい(上司)
・メールによるコミュニケーションに偏りがちで、「顔を見ながらのコミュニケーション」の必要性を感じる。(双方)
 不便と不安を改善し、オフィスにいるように在宅勤務を
 AGSが2015 年 8 月より提供開始する在宅勤務トータルサポートシステム「SecureTelework(セキュアテレワーク)」では、労務管理とコミュニケーション不足の問題を大きく改善する機能と、社内PCへのセキュアなリモートアクセス機能が、インターネットブラウザから簡単に利用できます。
 コミュニケーション機能には、メッセージ、グループボード、Web ミーティングなど用途に応じた多彩な機能を盛り込み、オフィスにいるのと変わらない仕事環境を提供することが可能です。
 また、「適切な評価」を切望する声を受けて、管理者が在宅勤務者の勤務状況を視覚的に把握できる機能を盛り込み、不安の解消を目指しています。
 このようなコミュニケーションツールやリモートアクセスツールは、"バラ売り"され、合わせ技で利用することが多いのですがSecureTeleworkでは、これらの機能をひとつのインターフェイスで利用できるため、テレワークに必要な環境を用意することができます。
 サービスのデモについては随時承っております。どうぞお気軽にお問合せください。
SecureTelework(セキュアテレワーク) ▲多彩な機能を盛り込んだSecureTelework