世界的なスポーツ大会も行われるビジネス街。
年末の、全日本フィギュアスケート選手権大会はご覧になりましたか。 2013 年初めて、さいたまスーパーアリーナで開催されました。
さいたま新都心のランドマークであるさいたまスーパーアリーナは、最大席数 22,000 席超の国内屈指の多目的ホールです。フィギュア以外の世界大会では、バスケットボール、格闘技でも会場となりました。街全体としては他にも、世界で最も有名な自転車レース大会「ツール・ド・フランス」の記念大会「さいたまクリテリウム」開催など、ビジネス街でありながらもスポーツにゆかりのある土地です。
もともとは官公庁の出先機関が進出する新都心として 2000 年に街開きされました。西口の官公庁街には、2 棟の合同庁舎など、行政機関が入るビルが立ち並んでいます。ビル街の無機質さと、計画的に配置された緑が共存した「未来」的な景色は、特撮ヒーロー番組の撮影にも頻繁に使われており、ファンの聖地として人気を集めています。
街開きから 15 年。更に新しい姿へ。
まもなく 15 周年を迎えるさいたま新都心では、現在大規模な再開発が進行中です。
まずは 2015 年に、周辺エリアの人の流れががらりと変わりそうな二つの大規模施設がオープン予定です。一つ目の施設は医療機関。さいたま赤十字病院が県立小児医療センターと併設の形で移転し、周産期医療機能を整備した 900 床超の医療機関として生まれ変わります。現在地からの移動距離は約 1 ㎞ですが、駅から近くなることでより利用しやすい施設となります。二つ目は商業施設。官公庁街とは線路を挟んだショッピングモール「コクーン新都心」の隣接地に、コクーンと一体化した新たなショッピングモールのオープンが予定されています。既存施設の営業面積は約 23,000 ㎡、新設施設は営業面積約 33,000㎡ と、あわせて現在の 2 倍以上の規模になります。
警察庁科学捜査研究所、造幣局東京支局などの重要な施設の移転も決定しており、ますます目が離せないエリアとなりそうです。
写真提供・ご協力 ... 公益社団法人さいたま観光国際協会様