時代を超えて、人々の想いをのせて
「ひの新選組まつり」は、平成10年、市制35周年と土方歳三没後135 周年を記念して、日野市のまちおこしの一環として始められました。5月11日の土方歳三の命日に合わせて、毎年5月の第2土曜・日曜に行われています。
まつり最大のイベントは、全国から集まった総勢400名が参加する「新選組隊士パレード」。当時の衣装に身を包んだ隊士たちが高幡不動尊を出発し、パフォーマンスを披露しながら市内各所を練り歩きます。近藤勇や土方歳三といった各隊を率いる隊長は、初日に行われる「隊士コンテスト」によって参加者から選出されています。また、2015年は日野宿名主の佐藤彦五郎を日野市長が演じました。
まつりでは、この他にも新選組の剣術である天然理心流の演武や日野宿内の歴史散策ができるスタンプラリー、名物の焼きカレーパンの販売なども行われ、毎年大いに賑わっています。