AGS通信

みみより
2015 年 7 月「Windows Server 2003 」
サポート終了目前

 2014 年 4 月、ニュース等でも話題になった「Windows XP」のサポートが終了しました。
 続いて「Windows Server 2003 」のサポート終了が2015 年 7 月に迫っておりますが、未だ、対応策についてご相談をいただくことがあります。一般的な対策方針検討の道筋は下図のチャートのとおりですが、OS に併せてハードウェア(サーバ機器)も老朽化しているケースが多く、また最新ハードウェアではWindows Server 2003 がサポートされていない場合があることなども考慮に入れる必要があります。
▲サポート切れ対策の方針検討チャート例
 サポートが終了したOS は、製品に欠陥(ぜい弱性)があっても修正パッチが提供されず、弱点が排除できません。その弱点を突いた「サイバー攻撃」の標的となる危険性が非常に高くなります。
 「インターネットを閲覧しないから大丈夫」という声を耳にすることもありますが、「インターネットに接続する他のPC」を経由したり、USB メモリなどの外部記憶媒体などを介してウイルスなどに感染する危険性も高く、「大丈夫」とは言えません。
 AGSおすすめの対応方針は、クラウド環境への移行
 ページ上部のチャートにて、最も安全性の高い対応策として挙げた「クラウド環境への移行」は、サーバ自体を所有しなくなるため、運用管理がほぼ不要になることも大きなメリットです。
 AGSではお客様の更なるニーズにお応えするため、2014 年9 月より従来のIaaS基盤の提供規模を拡大するとともに、埼玉と西日本のデータセンター間の相互バックアップを可能にするDRシステム構築や、帳票出力や封入封緘などを請け負うBPOサービスとの連携が可能な、新たなIaaS基盤「AGS」クラウドα「プライベートクラウドQuickⅡ」の提供を開始いたしました。
▲「プライベートクラウドQuickⅡ」概要図
 本サービスは、堅牢かつ高セキュリティなデータセンターで稼働し、システムの完全冗長化やマルチデータセンターに対応した、高品質な共有型プライベートクラウドサービスです。
 Windows Server2003 サポート終了の対応方針が定まっていない場合には、最も有益な対応方針としてお薦めいたします。