AGS通信

AGSが提供するWeb給与支給票サービス「PayBrowser」のご紹介
株式会社モンテローザ様の導入事例

 白木屋、魚民など直営2,158店舗を展開する国内最大規模の外食産業チェーンである株式会社モンテローザ様では 2013 年 10 月より、給与明細票をWeb上でパソコンや携帯電話から照会する「PayBrowser(ペイブラウザー)」をご利用いただいています。
お客様情報
モンテローザ様
株式会社モンテローザ
本社  :東京都武蔵野市中町 1-17-3
     白木屋三鷹ビル
設立  :1983 年 5 月 23 日
資本金 :2,895 百万円
店舗数 :2,158 店舗
従業員数:社員数     2,767 名
     アルバイト数  26,146 名(2014 年 3 月 31 日在籍数)
事業内容:外食事業、複合カフェ事業、FC事業など
人事部副部長 兼 人事企画課長 大友 公一様

人事部人事企画課(副課長待遇) 中尾 亮太様
 PayBrowser導入の背景と期待した効果
 紙の給与明細票を出力していた時は、全従業員約 30,000 名の印刷と店舗ごとの仕分け作業に 15 人で 7 時間かかっていました。毎月のことなので、Webの給与明細票に切り替えた方がコスト削減と事務効率化が図れると判断し、導入検討を始めました。
 他社と比べ費用が安かったこと、また、さまざまな要望も相談しやすい雰囲気の営業担当者であったことがPayBrowser導入の決め手となりました。
 現在は支給日前に明細票データをアップロードし、承認するだけになりました。アップロードの所要時間は給与明細票全件約 30,000 件でも 5 分間。承認はボタンを押すだけです。導入によって大幅なコスト削減、作業時間の短縮を達成することができました。
 導入後の事務効率化と、評価の見える化
 導入直後には、照会方法や画面について従業員からの問合せが発生しましたが、1年経った今ではWebから照会するスタイルがすっかり浸透したようです。1年分の明細票データがいつでも確認できるため、年末調整時期の「1年分の給与支払証明書を欲しい」という問合せも無くなり、事務作業の効率化にもなりました。
 また、モンテローザでは良い人に長く働いてもらうための工夫の1つとして「永年勤続手当」などの特別賞与を設けているのですが、以前は明細票のスペースが狭く、「特別賞与 5万円、10万円、15万円」など、概要しか記載できませんでした。Web化によって明細票の用紙スペースを気にせず支給項目や控除項目を詳しく載せることができるようになりました。
 成績の良い従業員ほど給与明細票の項目が多くなるので、評価が見える化されたことによりモチベーションアップに繋げてほしいと考えています。
 コメント欄でつながる、従業員とのコミュニケーション
 給与明細票のWeb化はコスト削減・事務効率化の面で高い効果を上げましたが、ひとつだけデメリットがありました。
 明細票を上司から部下に「今月もお疲れ様!」と言って手渡すコミュニケーションが無くなってしまったことです。情報化の進展でコミュニケーション方法が変化する中、コミュニケーションの改善にも人事企画課で取り組んで行かなければと考えています。
 PayBrowserはトップ画面で個人向けにコメントが設定できるので、健康診断の結果を踏まえた勤務時間の調整など、重要な情報の伝達に使用していますが、ほかにも「カゼがはやっています」「こまめな水分補給を心がけましょう」など、ささやかですがコミュニケーションの一助になればと、幹部社員が持ち回りで従業員へのメッセージ発信ツールとして活用しています。
PayBrowser画面イメージ
▲幹部社員が持ち回りで従業員へのメッセージを
 設定している。