AGS通信

埼玉百景
▲長照寺境内の大いちょうの前で、なかよくポーズをとる
 わこうっち(左)とさつきちゃん(右)。
 いちょうの花言葉は「長寿」。こちらの木も樹齢約700年。
 (写真提供・ご協力:和光市役所様)
和光市(埼玉県和光市)
■東京メトロ有楽町線・    
副都心線、    
東武東上線 和光市駅。
健康な長寿の実現に必要なものとは
 平成26年版高齢社会白書によると、総人口に占める高齢者の割合は過去最高の25.1%。そして、高齢者の要介護認定者数はこの10年間で倍増したとのこと。健康な長寿の実現に必要なものとは何なのでしょうか。
 和光市では、平成15年から介護予防事業に注力し、めざましい成果を上げています。平成25年 3月末現在の要介護認定率の全国平均17.6%に対して、和光市はなんと9.6%。独自のノウハウは「和光モデル」と呼ばれ、霞が関や他の自治体からも注目の的です。
 また、和光市では、今年4月に「まちかど健康相談室」をオープンしました。
 この事業は、市の介護保険事業計画に基づき、特に少子高齢化が著しいURの団地内において、高齢者等の孤立予防や世代間の地域交流などの地域課題への対応をUR・事業者との公民連携の取組により実施するものです。
 相談室には、管理栄養士が常駐し、保健師や看護師が高齢者からの健康相談を受け付けるほか、市の委託事業として、誰でも気軽にお茶を飲みながら、栄養・健康相談が受けられる「ヘルス喫茶サロン」など、様々な事業を行っています。
▲「食べる削り節」は、おつまみにも、トッピングにも。
 (写真提供・ご協力:有限会社池田物産様)
埼玉県和光市白子3-18-17 10:00~18:00土日祝休
http://www.katsuobushi.co.jp/
 八芳園、明治記念館、明治神宮......老舗中の老舗の結婚式場で引き出物として取り扱われているのがこちら、池田屋の鰹節ギフトです。
 鰹節卸売問屋の池田物産が平成23年に始めたお店「かつをぶし 池田屋」は、プロが使う極上の鰹節を自宅でも味わえる、鰹節とだし素材の専門店です。おいしいだしが簡単にあっという間に作れるだしパックは、和光市が誇る商品として「和光ブランド」の認定も受けています。
 池田屋では、無形文化遺産としてユネスコに認定された「和食;日本人の伝統的な食文化」の核ともいえる本当のだしの味の継承を、だしのひき方講習会やレシピの配布なども通じて行っています。
 ※「かつをぶし 池田屋」は都営三田線西高島平が最寄り駅です。
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